日本薬草効能図鑑

日本の薬草・スイカの効能について

トウモロコシ

スイカの写真

ウリ科

アフリカ原産ですが日本には世界各地で改良されたものが、江戸時代三代将軍徳川家光の頃に渡来したとされています。

スイカの効能

他のどんな果物よりも利尿によく効くので、急性、慢性の腎臓病,むくみ、腫れ、尿道結石、膀胱炎などのときに、生食されます。多量に食べられない人には西瓜糖がおすすめです。西瓜糖は、スイカの果肉を布袋でしぼリとった汁に種子を混ぜ、半日ほど焦がさぬように煮つめて水飴状にし、種子を捨て、ショウガをすりこんで作ります。冷えるのを待って、瓶に入れておけば保存も出来き、これを毎日大さじ1~2杯ずつ3回用いると、腎臓系の前記諸症によく、また解熱の効もある妙薬で、世界に類のない日本独特の利用法といわれています。

採り方

スイカは年中手に入りますが、出盛りのものこそが自然食品で果期は6~8月になります。

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