漢方薬の種類と効能

杜仲の効能・副作用

杜仲(トチュウ)


トチュウ科のトチュウの樹皮です。

成分

リグナン配糖体であるビノレシノールジグルコシド、イリドイド配糖体のゲニポシド、ゴム様物質であるグッ夕ペルカなどが含まれます。

性味

甘、温

特徴

運動負荷ラットにおける副腎・精巣重量増加と血中テストステロン濃度上昇作用、コラーゲン合成促進作用、酸化ストレス改善作用等。その他、樹皮ではなく葉には滋養強壮作用や脂質代謝改善作用、降圧作用が認められています。

天門冬の効能

鎮痛(ちんつう)

肝・腎の機能を補い、肝や腎がつかさどる筋骨の痛みを止めます。

天門冬の副作用

健康食品として杜仲の葉が用いられていますが、漢方生薬として用いるのは樹皮であり、葉を用いることはありません。

天門冬が含まれる漢方薬

大防風湯

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