漢方薬の種類と効能

連翹の効能・副作用

連翹(レンギョウ)


モクセイ科のレンギョウまたはシナレンギョウの果実です。

成分

フラボノール配糖体であるルチンの他、リグナン類であるアークチイン、フィリリン、カフェ酸誘導体であるサスベンザシド、アクテオシド等。

性味

苦、微寒

特徴

抗炎症作用、鎮痛作用、鎮吐作用、利胆作用、肝障害抑制作用等。

連翹の効能

清熱(せいねつ)

身体の表面に熱邪があるときにこれを冷まします。風邪の治療に使用するほか、皮膚の熱・化膿を治療する目的で皮膚疾患を治療するための処方にも配合されます。

連翹の副作用

妊婦への使用は避けて下さい。

連翹が含まれる漢方薬

十味敗毒湯
柴胡清肝湯
治頭瘡一方
清上防風湯
荊芥連翹湯
防風通聖散

漢方薬生薬一覧漢方薬生薬一覧
漢方薬症状別ガイド漢方薬症状別ガイド
日本の薬草日本の薬草