漢方薬の種類と効能

酸棗仁の効能・副作用

酸棗仁(サンソウニン)


クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子です。

成分

フラボノイド配糖体であるスピノシンのほか、トリテルペノイド配糖体であるジュジュポシドなどを含みます。

性味

甘・確、平

特徴

中枢抑制作用、抗ストレス作用など動物実験でヘキソバルビタール睡眠延長が認められています。

酸棗仁の効能

安神(あんじん)

肝を補うことで血を益し、心血虚による種々の不調(心神不安による不眠、苛立ち、健忘や心血不足による動悸、息切れ、胸痛など)を治します。

酸棗仁の副作用

妊婦に対する使用は避けて下さい。

酸棗仁が含まれる漢方薬

帰脾湯
酸棗仁湯

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